舞妓さんメイク一連の流れ
舞妓さんの豆知識
舞妓さんの象徴でもある白いお化粧。下地の鬢付け油から紅まで、一連のメイクの流れをご紹介します。

舞妓さんのメイクで大切な部分と言えるのが、かわいさとおぼこさを演出すること。
「おぼこい」とは、主に関西で使われている言葉で、女の子や小さな生き物に対して使われる‟かわいらしい‟という意味の言葉です。
舞妓さんのメイクで、皆様が一番に思い浮かべるのは、”白い”ということではないでしょうか。
白塗りは、電気がない時代ろうそくを電気代わりに使っていた頃、薄暗い部屋でも顔をきれいに目立たせるために始まったもので、今も続く舞妓さんのメイクでは欠かせないものとなっています。
下地の鬢付け油

白塗り

鬢付け油を塗ったら、次は白塗りをします。
白塗りは今で言うファンデーションのようなもので、歌舞伎役者の方が塗っておられるものと同じです。
「板刷毛」という先が平らになっている筆を使って塗っていきます。
適量の白粉を水で溶き、パフで全体に広げていきます。
お顔と首、さらに襟足にも塗ります。
着物から見える襟足部分は、首が綺麗に長く見えるように「足」と言われる線を描きます。
通常のお座敷時は2本足、黒紋付で正装するお正月等は3本足になります。
当店での舞妓体験では、通常時の2本足となります。
アイメイクと眉毛

口紅
最後に、唇を塗ってメイクは終了です。
舞妓さんになって1年間は下唇だけに紅を差します。
大きさも自身の唇より少し小さめに描きます。
新人舞妓だということを伝えることと、おちょぼ口を意識して、幼さを演出するために下唇だけにしていたようです。2年目からは上下とも塗れるようになります。
以上が、舞妓さんのメイクの一連の流れです。
この工程を、舞妓さんは毎日ご自身で行っています。
慣れた舞妓さんで30〜40分、新人の舞妓さんは1時間ほどかかるそうです。
こうした背景を知ると、ご体験のメイクもいっそう味わい深くなります。ぜひ一度、本格的な舞妓体験をお試しください。
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