皆様こんにちは(*’ω’*)
メイクスタッフの上田です!!
本日は、舞妓さんの豆知識【”舞妓さんのルーツ”と”舞妓さんになるまで”】について。
【舞妓さんのルーツ】
まず《舞妓》とは京都の五花街(上七軒・先斗町・宮川町・祇園甲部・祇園東)において、唄や踊り、三味線などの芸で宴席に興を添える仕事をする少女のことです。
ちなみに15歳~20歳ごろまでとされていて《芸妓》の見習い修行段階の子を指します。
今から約300年前の江戸時代、北野天満宮や八坂神社の門前町にあった水茶屋で、参拝客にお茶や団子をふるまった女性が始まりだといわれています。
※水茶屋・・・神社仏閣へ参詣する人や街道を旅する人にお茶をふるまった店
初めはお茶や団子を提供するだけでしたが、いつしかお酒や料理が加わり、それを運んでいた娘達が芸事や三味線を披露するようになります。
その後茶屋同士の集客合戦は次第に熾烈を極め、やがて少女にかわいい着物を着せ、舞を踊らせるようになりました。
それが《舞妓》の始まりだとされています。

どのようにして舞妓さんが誕生したのかをお分かりいただいたところで、現在ではどうしたら舞妓さんになることができるのかをご説明します。

【舞妓さんになるまで】
①仕込み…置屋の手伝い、掃除、舞踊の稽古など
置屋とは、舞妓さんや芸妓さんが住み込みで修行をしている「家」の事です。
約1年間置屋に住み込み、花街で生きるための躾(しつけ)教育を受けます。
置屋さんにはそれぞれ女将さんがおり「お母さん」と呼ばれています。
舞妓さんは未成年なので「お母さん」が保護者になります。
お母さんやお姉さんから京の花街言葉、挨拶やしきたりなど花街の行儀作法を徹底的に教え込まれます。
その中でも京の花街言葉は、舞妓にとって特に重要なポイントで置屋のお母さんやお姉さんたちから厳しく指導されます。
最近は、関東などアクセントやイントネーションの違う地域からの出身者も多く、覚える方も教える方も大変だそう。
もちろん舞踊も舞妓の命ですので、歌舞練場や女紅場に通い厳しい稽古を続けます。
もちろん早起きは必須なのですが、夜はお座敷が終わるまで待ち、衣裳の後片付けなどの手伝いもしなければなりません。
そのため就寝できるのは深夜になることもあるそうです。

②適正判断
舞踊のお師匠さんなどの許可が出ると、置屋のお母さんが日々の修業ぶりなどから総合的に舞妓への適正を判断します。
これをクリアすると、舞妓の「見習い」として約1カ月間現場で仕事を覚えることができます。
姉妹の盃を交わしたお姉さん芸妓に付いて、髪を割れしのぶに結い、半だらの帯にちょっと低めのおこぼ(桐のこっぽり下駄)を履いてお座敷へ行きます。
※姉妹の盃・・・儀式は各花街歌舞練場などで厳かに行われる。置屋のお母さんや見習い姉妹が見守る中、見習いの場となるお茶屋の女将が仲人となり、本人とお姉さん芸妓が盃を交わす。その盃は花街の組合長が収め、その後の姉妹の間の問題などについて対応してもらえる。
そしてお姉さん芸妓の名前の一字をもらい、自分の芸名を得ます。
《姉は妹の面倒を見て、妹は誠心誠意姉に仕える》という関係が花街で一生続くのです。

③店出し
見習いとしてお座敷での仕事を覚えると、いよいよ舞妓デビュー!
3日間、黒紋付きを着てお姉さん芸妓についてお座敷をまわります。
通常はうなじ下の襟足は2本ですが、このときは3本となりますので花街でお見かけした際はチェックしてみてください。
また1年生舞妓さんは口紅を下唇にしか塗らないという特徴もあります。
ですが、舞妓さんになったからといってここから気を抜いて良いわけではありません。
ここからは花街での本当の修業が始まります。
ここまでが【舞妓さんになるまで】のご説明でしたが、いかがだったでしょうか。
思っている以上に舞妓さんになるまでの道のりは長く、とても大変なのです。

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