京都嵐山の舞妓・花魁体験、十三参りスタジオ

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舞妓さんの豆知識

舞妓さんメイク一連の流れ

舞妓さんのメイクで大切な部分と言えるのが、かわいさとおぼこさを演出すること。
「おぼこい」とは、主に関西で使われている言葉で、女の子や小さな生き物に対して使われる‟かわいらしい‟という意味の言葉です。

舞妓さんのメイクで、皆様が一番に思い浮かべるのは、”白い”ということではないでしょうか。
白塗りは、電気がない時代ろうそくを電気代わりに使っていた頃、薄暗い部屋でも顔をきれいに目立たせるために始まったもので、今も続く舞妓さんのメイクでは欠かせないものとなっています。

下地の鬢付け油

舞妓さんのメイク
舞妓さんのメイクは、白塗りの前にまず下地を塗るところから始まります。
下地に使われているのは鬢付け油(びんつけあぶら)
これは、舞妓さんやお相撲さんが髪を結う時に使うもので、古くから化粧下地として使われていました。
保湿力が高いのが特徴なのですが、舞妓さんのお肌が艶やかで綺麗なのは、この保湿力にあるのではないかと言われています。
鬢付け油は顔だけでなく、白塗りを施す首やうなじにも塗っていきます。
塗る際はそのままだと固いので、手で温めてから手の平にまんべんなく広げて塗っていくのが綺麗に塗れるコツ!
鬢付け油がムラになってしまうと、この後の白粉も同じようにムラになってしまうので一番重要で失敗出来ない工程なのです。

白塗り

舞妓さんのメイク
鬢付け油を塗ったら、次は白塗りをします。
白塗りは今で言うファンデーションのようなもので、歌舞伎役者の方が塗っておられるものと同じです。
「板刷毛」という先が平らになっている筆を使って塗っていきます。
適量の白粉を水で溶き、パフで全体に広げていきます。
お顔と首、さらに襟足にも塗ります。
着物から見える襟足部分は、首が綺麗に長く見えるように「足」と言われる線を描きます。
通常のお座敷時は2本足、黒紋付で正装するお正月等は3本足になります。
当店での舞妓体験では、通常時の2本足となります。

アイメイクと眉毛

舞妓さんのメイク
次は、アイメイクと眉毛です。
舞妓さんのメイクでは、目尻や眉に赤を使うのが特徴。目元は目尻に赤を入れます。
これは、厄除けと言われており、お顔を白くしても厄が寄って来ないように血の色を目元に入れて、厄を除けているそうです。

もう一つ特徴的なのは眉の形で、笹眉と言われる笹の葉を半分にした形が綺麗だと言われています。
そして眉にも赤を入れておられます。
舞妓さんによって赤だけの眉の方もいれば、赤~黒でグラデーションにされている方もいたり様々です。
ほんのり赤味がかった眉が、舞妓さんのお化粧にピッタリ馴染むのです!
まつ毛は、カールさせたりせず、自然な状態にマスカラを塗っています。

口紅

最後に、唇を塗ってメイクは終了です。
舞妓さんになって1年間は下唇だけに紅を差します。
大きさも自身の唇より少し小さめに描きます。
新人舞妓だということを伝えることと、おちょぼ口を意識して、幼さを演出するために下唇だけにしていたようです。2年目からは上下とも塗れるようになります。

以上が舞妓さんメイクの一連の流れとなります!
このような工程を舞妓さんは毎日自分でされています。
慣れている舞妓さんで30~40分、新人舞妓さんや時間をかける舞妓さんは1時間くらいだそうです。

このようなことを知るとご体験時のメイクもより楽しんで頂けるのではないでしょうか。
興味をお持ちの方は、是非一度本格的な舞妓体験をお試しくださいませ。

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